去年の10月、さいたま市大宮区にある国際クッキングスクールで
「海と日本さばける塾」が開催されました!
塾の趣旨は、大きく分けて2つ!
一つ目は、「海洋環境保全」。
美味しい魚を食べる為に、魚が育つ環境を保つために、私たちが出来ることを考えよう!…ということですね。
そして二つ目は、「海洋文化継承」。
日本の食文化にスポットを当てて考えてみると、
昔に比べて食卓にお肉料理が並ぶことが多いと感じませんか??
魚を調理しようとスーパーに買いに行くと、魚はさばいた状態で売っている事が多くなったことから、
「魚は切り身のまま泳いでいる」と思っている子どももいる!?なんて話も有名ですよね。
そのような状況の中、自ら魚をさばき、食べることで海に囲まれた環境や食文化を改めて見つめ直してもらうことを目的に
今年も「さばける塾」は開催され、県内の親子連れなど11名が参加しました。
講師を務めるのは、『情報番組マチコミ』の料理コーナー「クックハンド」の出演&監修をしている
国際クッキングスクールの内堀恵子先生です!
埼玉といえば海なし県ですが、魚市場がある事は知っていますか?
イベントでは、はじめに埼玉県魚市場の船川佳之さんにお越しいただき、
市場の仕事について紹介した後、「魚が台所に届くまで」というテーマで
全国の漁港から市場を経由して、食卓に並ぶまでの流れを教えてもらいました。
講義の後は、いよいよ調理へ!
今回さばくお魚は、新鮮な鯖です!
まずは内堀先生が丁寧に解説をしながら、3枚おろしを披露。
魚をさばいたことのないという子供たちも、
先生の手つきを食い入るように見つめていました。
そして、今回作る料理「さばサンド」と「さば南蛮 和風タルタル」の作り方をレクチャー。参加者も調理を開始します。
調理を終えたあとはお食事タイム。
自分たちで作った鯖料理をおいしくいただきました!
最後に、埼玉県魚市場の船川佳之さんにもう一度登場して頂き、
埼玉県にちなんだお魚クイズと、これからもずっと美味しいお魚を食べるために
私たちに出来ることは何だろう…というテーマでディスカッションを行いました。
お魚のさばき方だけでなく、環境問題についても考える良いきっかけになってくれたら嬉しいですね。
Youtubeでは、魚のさばき方を教える「さばけるチャンネル」もありますので、
気になる方はぜひチェックしてみてください!
イベント名 | 海と日本さばける塾 in 埼玉県 |