8月4日から5日、海にまつわる仕事を学ぶ「ハーバーフリーin横浜 海のお仕事体験プログラム」が行われ、
埼玉からは小学生の親子10組が参加してくれました。
イベントの様子を写真と一緒に紹介します♪
最初の目的地は横浜市中央卸売市場。
はじめにお出汁で使われる煮干の解剖に挑戦。子どもたちは真剣に取り組んでいました。
その後市場の中をまわり、市場ならではの競りを体験したり、
マグロの解体ショーを見せてもらったりしました。
日頃食べているお魚たちは、こんなところを通って私たちの元まで来ているんですね。
2つめの目的地は海上保安庁です。
海の安全と治安を守ってくれている保安官の皆さんとお会いしました。
ここでは、子どもたちだけで「巡視船ひりゆう」に乗り込み、
「見習い保安官」として、海の見張りのお仕事を体験です。
この巡視船に乗ることはめったにできないとのこと。
操舵室に入り、海の見張りの方法や、船の操縦の方法を教わりました。
置いてある双眼鏡を使って遠くを見たり、何だか難しそうな機械の使い方を聞いてみたり。。
やる気いっぱいの見習い保安官たちは、
「双眼鏡よく見える〜!」、
「これはどうなってるの?」、
「保安官の人は最高どれくらい泳げますか?」、
「あー!怪しい船が!!」と、賑やかに任務を遂行しました!
海上保安庁の皆さんは、子どもたちの質問に丁寧に優しく答えてくれました。
2日目には、飼育員のお仕事を学びに三浦市の京急油壺マリンパークを訪れました。
飼育員の方の案内で、施設の裏側を見学しました。
色々な種類の魚やサメが一緒に入っている大水槽の裏側では餌やりのルールや掃除の仕方などを聞き、
生き物が一緒に生活する環境を作るための工夫を学びました。
また表からは見えない水槽や、サメの抜け落ちた歯、そして大きなエビが脱皮したあとの殻なども触らせてもらいました。
生き物を飼育するためには温度管理も重要で、その専門の方もいるそうですよ。
裏側ツアーが終わったあとの自由時間では、
子どもたちが水槽の前で「この魚、さっき裏側から見たんだよ!」と一緒に来たお父さん・お母さんに報告する姿も見られました。
2日目の後半は、城ケ島に移動して灯台のお仕事を学びました。
灯台は、船舶が安全に航海するためのサポートを行っています。
海辺で「ハンドコンパス」という器具と海図を使って、測位という作業を行いました。
こちらは船の上で自分たちの位置を割り出すための作業だそうです。
これが結構難しい!
子どもたちも、参加している保護者たちも真剣そのもの、なかなかうまくいかない様子でした。
最後は気象予報士のお仕事を体験しました。
夏の天気予報でよく聞く、「暑さ指数」について学びました。
快晴のこの日、部屋の中、海辺、日傘の下などで「暑さ指数計」で指数を観測!
同じ天気でも、陰の有無によって指数が変わることや、
部屋の中でもしっかり熱中症対策をしないといけないことなどを学びました。
最後は気象予報士さんの原稿も書いたんですよ!
2日間に渡る海のお仕事体験もこれで終了しました。
今回のお仕事体験を通じて、海のことをもっと身近に感じて、
海のことをもっと好きになってくれたら嬉しいです。
イベント名 | ハーバーフリープログラムin横浜 海のお仕事体験 |
日程 | 8/4-5 |
場所 | 神奈川県横浜市、三浦市 |
主催 | ハーバーフリープロジェクト実行委員会 |
協力 | 海上保安庁 |