『2人め』を生み出せる『1人め』になろう。をテーマに開催された『うみぽす甲子園2025』!
この大会は、海の豊かさを未来につなげるために、課題に立ち向かう「1人め」としての行動と発信、
そして周りの人々を巻き込んで「2人め」を生み出していく発想や活動を競うコンテストです。
大会参加を通して高校生たちに「自身が学び、行動すること」に加え、「発信力、訴求力、伝達力」を身につけてもらうことも目的にしています😊
今年は全国から273チームから応募があり、厳正なる審査の結果選ばれたファイナリスト、10チームが本日、決勝プレゼン大会に臨みました。
埼玉関連は2チーム!ファイナリストに残っているんです✨
①『しゃぶ²』(さいたま市立大宮国際中等教育学校)
②『Blue Campus』 (淑徳与野高等学校、市立札幌開成中等教育学校、神奈川県立追浜高等学校、神奈川県立横浜国際高等学校、小松大谷高等学校など)
※北海道、神奈川、石川、岩手、千葉、京都、香川、鹿児島との合同チーム
海なし県・埼玉から考える海の守り方を研究しました。
彼女たちが着目したのは、身近な生活排水。
我々が毎日出す生活排水は浄化された後に川、そして海に流されています。その浄化方法を改善したいと考え、かつてより研究をしていた「藻類」を用いて、水をキレイにできなか?と考えたといいます。
メダカを飼育する水槽と藻類(クロレラ)を入れて浄化させる水槽をそれぞれ用意し、循環させることで浄化作用を調べました。
その名も「ビオトープ型のアートインスタレーション水槽による生活排水循環の見える化啓蒙」です!
実際にクロレラによる浄化作用を見つけだした彼女たち!!
いくつかの失敗も経験した上での、成果でした✨
今日のプレゼン発表も素晴らしかったです👏
北海道、神奈川、埼玉、石川、岩手、千葉、京都、香川、鹿児島の9つの都道府県から成る連合チームのテーマは「Z世代が明日の海と語ってみた話」🌊
住む場所も背景も異なる10校のメンバーたちはオンラインでつながり、それぞれが考える海洋問題について研究しました。
大学教授や学芸人など、13人の有識者にインタビューをして、その内容とそれぞれの考察をまとめた教科書を制作することを考えました!ただし、教科書を製本し各学校に配布するには資金が必要です。そこで彼らはSNSを駆使し、クラウドファンディングを実施して、自ら発信&資金集めを成功させました。
そして、完成した2500部の教科書!
今後、申し込みがあった全国の中高に無料配布することで、海について学び、考える「同志」を増やしていきたいということです!
今を生きる高校生らしい、取り組みでした!
全10チームのプレゼンが終了!
審査のポイントは「着眼点」や「表現力」、「ポスター等を通した訴求性」など6つです。
グランプリに輝いたチームには、今後も継続的な活動が続けられるように活動資金が送られます!
全チーム、堂々とした発表でとてもレベルの高い大会でした。
これは、審査員泣かせですよ~💦
いよいよ発表の時!
グランプリは…🏆
埼玉の淑徳余野高校を含む連合チーム「Blue Campus」!
おめでとうございます!
高校生らしいオンラインを取り入れた活動や、完成した教科書のレベルの高さが評価されました!!
参加校の皆さん、大変お疲れ様でした!
私も会場ですべての皆さんのプレゼンを拝見しましたが、本当にわかりやすく且つ研究の着眼点や内容などなど、すべてがハイレベルな内容でした。本当に素晴らしいです。
各チームの活動報告はこちらから見れますので、皆さんも是非とも彼らの研究を見てください!すごいですよ!!👀
https://umipos.com/koshien/repechage/category/2025finalist/
| イベント名 | うみぽす甲子園2025決勝プレゼン大会 |
| 参加人数 | ファイナリスト10チーム |
| 日程 | 2025年11月2日(日) |
| 場所 | 千葉県船橋市 |
| 主催 | 海洋連盟 |