県内で川の再生活動を行う企業や団体で構成される「川の国応援団」のメンバーが一同に会する交流会が、
さいたま市内で行われました。
年に1回のこの交流会は、県内各地で活動する応援団のメンバーが
意見・情報交換を行うための貴重な場所となっています。
全体会では東京理科大学理工学部土木工学科の二瓶教授から基調講演がありました。
講演では県内の河川でみられるごみの種類や(ビン、缶、発砲スチロール、プラスチック破片、注射針なんかも!)、
プラスチックは軽くて水に溶けないという「長所」が、ごみとなった時には「いつまでも残り」、「遠くに運ばれてしまう」という、環境問題には悪い影響を及ぼすものに変わってしまうということが説明されました。
そして、プラスチックごみについては気になる数字が…
①日本人のプラスチック使用量は世界第2位(年間32㎏)世界で1年間に800万トンのプラごみが海に流出している
①2015年から世界的なプラごみ対策が本格化
②このままだと2050年にはプラごみの重量が魚の質量より多くなってしまう!
③海外の調査で、人体の排泄物からもマイクロプラスチックごみが検出
8人中8人(100%)!
陸から排出されているプラスチックごみの多くは、ペットボトルやスーパーのビニールの袋など…「使い捨てプラスチック」、一瞬しか使われないものが多いということです。
エコバックを持つことや水筒を使うことなど、少しの心がけでプラごみを減らすことができるそうです。
海プロ推進パートナーの「草加パドラーズ」さんも活動報告を行っていましたよ!
活動の様子が動画で紹介されましたが、カヌーに乗ってごみを拾う様子がよくわかりました。
イベント名 | 川の国再生交流会 |
日程 | 2020/02/01 |
場所 | さいたま市内 |
主催 | 埼玉県環境部 |