春日部市で、去年7月から10月にかけて、市民が、市内に生息するチョウを調査してきた、
市民参加型の生き物調査プロジェクトの報告会が開かれました。
このプロジェクトは、市民自身がチョウの調査に参加することで、
市内の環境や生物多様性を知ってもらいたいと、今年度初めて行われました。
市内全域で調査にあたった市民は114人で、このうち32人からあわせて2714件の結果が市に提出されました。
17日の報告会で、データをとりまとめた市の環境政策課からは、最も多くの種類が記録されたのは内牧地区で、市全体ではヤマトシジミの確認が最多だったことが報告されました。
調査員の中でも最も多い1272件の結果を提出した男性は
「除草などで生物の住処が無くなる。人間と昆虫が共存できる環境を考えなければならない」と主張しました。
また、春日部市立桜川小学校の2年生の男の子は「自然が好きで、自然にふれあいたいと思った。チョウは写真を撮るのも捕まえるのも難しかった」と感想を話しました。
そして、調査結果の提出が多かった市民調査員には、表彰状が手渡されました。
イベント名 | 生き物調査プロジェクト発表会 |