日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 埼玉県」を10月1日(土)に開催し、5組10名の小学生や親子が参加しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
海なし県・埼玉の子どもたちの中には、釣りをしたことがないという子どもも多く、当日の参加者のほとんどが釣り初体験でした!さらには、生きた魚に触れたこともないため、自分で釣り上げた魚をつかむことにも抵抗がある参加者もいました。しかし、活きが良いニジマスの動きに四苦八苦しながらも参加者全員が自分でさばく魚を釣り上げ、調理することができました。
調理で、参加者たちは少し前まで生きていたニジマスがなぜ、固くなっているのか、捌くと体の中はどうなっているのかを考えながら、自分で釣り上げた魚を自分でさばいていきました。
この日のメニューは、「ニジマスの香草パン粉焼き」と「アジ南蛮バーガー」の2品です!自分たちで釣ったニジマスと、日本さばける塾の基本魚であるアジをさばいて調理していきますよ~
料理が完成したら、改めて命をいただいているということを考えながら、全員でいただきました。
食事の後は、釣りや調理を一緒に体験したロンドンブーツ1号2号の田村亮さんと一緒に日本の海について学ぶ講話の時間です。
イベントでさばいたニジマスや日本の海に関わるクイズを行いながら、釣りをするため頻繁に海へとでかける亮さんから見た日本の海について話をしてもらいました。『温暖化の影響で、釣れる魚が変わっている』『環境に配慮したエサなどを使用している』『釣り人が海洋ごみを減らすことも大切』など様々な角度から今の日本の海の現状や自身が取り組む環境への思いやりを伝えてもらいました。
イベント名 | 日本さばける塾in埼玉県×ロンブー亮の釣りならまかせろ! |
参加人数 | 10人 |
日程 | 2022年10月1日 |
場所 | 埼玉県朝霞市・さいたま市大宮区 |
主催 | 海と⽇本プロジェクト in埼玉県実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会 |
協賛 | ⽇本財団 海と⽇本プロジェクト |