11月14日に開催された、「ウルトラＡ80」は、荒川を舞台にしたリバースポーツフェアで、大会を通じて川への関心や環境保護への意識が高まることを目標としています！

今回は、荒川をサップで下る「ダウンリバーレース」が実施されました。このレースは、朝9時に熊谷市の荒川大橋をスタートして、約53キロ先のゴール地点「戸田公園」までのタイムを競い合う、なかなかにハードなリバーレースです。

第1回目となる、記念すべき今大会には、14人の選手が出場し、声援を背に戸田公園を目指しました。

荒川は流れが緩やかな箇所も多く、サップがなかなか進まず苦労する参加者たち。ひと漕ぎ、ひと漕ぎに力を込めます！

さらに、この日はレースの舞台となっている荒川の上流、秩父市の長瀞で、ラフティングボートに乗りながら川遊びを楽しみ、ごみを拾う『リバークリーン活動」が同時開催されました

豊かな自然と共存する社会・ＳＤＧｓの実現を目指す、「ＳＡＩＴＡＭＡリバーサポーターズ」の協力のもと、参加者たちはラフティングボートで荒川を下りつつ、ごみが多く流れ着いているポイントに上陸して河川敷のごみを拾い集めます。この日は、ペットボトルや食品の容器といった生活ごみが多く見られました。

このように、ごみ拾いとアクティビティを掛け合わせることで、多くの参加者が楽しみながら、環境問題や海につながる川の保全について考えることができるんです！

県北部の熊谷市を出発した、ダウンリバーレースの選手たち。

スタートから5時間以上が経過し、県南部の戸田市・戸田公園に到着しはじめました！

１回目の王者となったのは、五十嵐好紀さん！

約53キロの荒川を5時間48分14秒のタイムで下りました！本当にお疲れさまです！そして、おめでとうございます

来年度、2回目となる大会の開催が予定されているそうです！体力に自信のある方、サップが得意な方、川でのアクティビティを体験してみたい方、是非とも参加してみてくださいね！