海と日本プロジェクトin埼玉県×ときがわ町
今月15日、海を感じることが少ない、ときがわ町の子どもたちが「食べる」ことで
魚や未来の海について考えました♪
埼玉県中部に位置する人口約11000人のときがわ町は、町のほとんどが山に囲まれた自然豊かな場所で、町の中心には都幾川が流れています。
町で育つ子どもたちの間では、魚を好んで食べない=魚離れが深刻化しています。特に焼き魚などが給食に出ると、残食率が上がることもしばしば…。
そこで、町内すべての公立学校の給食を作る、ときがわ町学校給食センター全面協力のもと、
魚や海藻など、海の幸をふんだんに使った特別献立の給食を実施しました!
海彩給食の献立
主食:みんな大好き!「わかめごはん」
汁物:これもお魚?おさかなめんを使用した「海の幸スープ」
主食:夏バテ防止ソースでごはんが進む!「さばの香味ソースがけ」
副菜:カラフル野菜と海のコラボ♪「ひじきとツナのサラダ」
デザート:海プロオリジナルラベル「海色ソーダゼリー」
当日は、最初に献立を考えた栄養士の豆田さんによるミニ学習会!
給食に使われている魚や海藻などの栄養価や、海なし県・埼玉と海とのつながりを説明してくれました。
手を合わせて、みんなでいただきます♪
児童たちはすごい勢いで給食を頬張ってくれました。
普段は嫌がる子が多い、「サバ」も「ひじき」もあっという間になくなりました!
そして、開かれた「おかわりジャンケン大会」
児童たちが次々におかわりをして、
完食です…!!!
給食を食べ終えた児童たちからは、
「海を身近に感じられた」
「家ではあんまり食べないが、みんなと一緒の給食だから食べられた!」
「魚を食べるためにも、海にごみを出さないようにしたい」などの感想が聞かれました…。
みんな、給食を通じて真剣に海のことを考えてくれたようです。
海洋教育の発展が難しい埼玉で、児童・生徒たちが海に関心を持ち、身近に感じるきっかけになったのでは?!
最後は、海と日本プロジェクトオリジナルの「ごほうびシール」をみんなにプレゼント♪
1学期も、あと少しで終わり。
来週から夏休みを迎える学校も多いと思います。しかし、この状況下で今年の夏も子どもたちは、たくさんの制限や我慢を強いられてしまいます。
そうした中で、今回の特別給食が子どもたちの記憶に残る思い出になってくれていたら嬉しいです。
イベント名 | 魚を食べて、海を感じて!ときがわ町の「海彩給食」 |