大規模災害が起きた際に下水道管の損傷などの被害から早期に復旧するため、
きょう県と民間団体が連携した訓練が深谷市で行われました。
今日の訓練は、深谷市で震度6強の地震が発生し、
市内にある荒川上流水循環センターで毎分およそ2トンの下水が流れる下水道管などが損傷、
汚水があふれ出したことを想定して行われました。
水循環センターの応援要請を受け駆けつけた県下水道公社の職員たちは、
ホースで水を汲み上げ、ポンプを使って下水を処理する池へと水を送ります。
そして、地震の衝撃で管が裂けて水があふれた下水管に対し、
土のうを設置し管に専用の接合部品を取り付けるなどして修復にあたりました。
県は今後、今回の訓練を踏まえて手順の再確認などを行い、
迅速な対応に努めていくとしています。
イベント名 | 水循環センター、下水道公社訓練 |