お知らせ
2018.11.27

ダムにスポットを当てた特別展

埼玉県さいたま市の県立歴史と民俗の博物館では12月2日まで、

特別展「ダムと変わる!私たちのくらし」が開かれています。

ダムの役割やダムに沈んだ地域の暮らしぶりのほか、

実施してきた水害対策や河川との関わり方などを紹介しています。

 

特別展「ダムと変わる!私たちのくらし」

会場では、当時の写真や堤防工事のようすが描かれた額など約200点を展示。

利害関係によって200年以上も論争が続いた熊谷市の堤防「中条堤(ちゅうじょうてい)」の資料は、治水の難しさを伝えています。

1783(天明3)年には浅間山(群馬県と長野県境)が大噴火。

降灰や軽石は利根川の河床を上昇させ、堤防からあふれた泥流は

埼玉県の北部から東部にかけて農作物にも影響を与えました。

この時の絵図なども展示されていて、被害の大きさを感じ取ることができます。
 

     

 

 

■ダムカードとダムカレー  

  1. 埼玉県立歴史と民俗の博物館提供

会場では小学生以下の子どもを対象に、場内にあるクイズラリーに参加すると

特別展オリジナルのダムカードを配布しています。

「子どもだけか…」と思ったダムカードコレクターの皆さま、ご安心ください!

特別展の図録(税込み700円)を購入すればカードがもらえます!

(予定数に達し次第終了。)

また、ミュージアムショップでは特別展の期間中、

ごはんをダム、カレールーを溜めた水に見たてた「ダムカレー」(税込み700円)が登場しています。

学んで、食べて、カードもゲットしちゃいましょう!

◇特別展「ダムと変わる!私たちのくらし」
 午前9時~午後4時半(観覧受付は同4時)まで。月曜休館。
 観覧料一般600円、高校生・学生300円。
 問い合わせは、県立歴史と民俗の博物館(電話048-645-8171)へ。

レポーター紹介

サイタマニア イシ★バシ

埼玉をこよなく愛する、埼玉専門の覆面フリーライター。実は生まれ育ちは東京。
愛車の原付バイクで県内をくまなく回り、埼玉のニッチな魅力を日々発掘!
テレビ出演多数。
著書【埼玉のアナ 東上沿線 和光-川越編】。

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