レポート
2019.06.28

寄居町出身 馬場さんインタビュー<前半>

特別企画!

寄居町出身で、テレ玉「情報番組マチコミ」に火曜MCとして出演中、

シンガーソングライターの馬場俊英さんにお話を聞きました。

埼玉で生まれ育った馬場さんにとっての海とは、川とは??

子どものころの写真などを交えて、2回シリーズでお伝えします。

「海」の思い出

■海と言われて思い浮かべるのは―

小さいころ、海は年に1回見るか見ないかという存在でした。

身近というよりはあこがれの場所。

新潟の鯨波海岸というところに、家族とか親戚で海水浴に行っていました。

海が見えた時の感動、道を渡って、しっかり海が見えた時は子ども心に本当に感動したし、

よく覚えていますね。

旅行で、中1くらいの時でしょうか。

僕と同い年の女の子のいとこがビキニを着てきたんですよ。

それが衝撃で…。何あれ?!と思って、ずっと見てましたね。

スクール水着みたいのしか見てなかったから、すごくびっくりして。

忘れられない。(笑い)

 

あとは、小学校のころサザンオールスターズが好きで。

海を舞台にしたラブソングとかを聞いて、湘南はどんな感じなんだろうと本当に憧れました。

「ポパイ」という雑誌があって、その中にサーフィンがよく取り上げられていて。

サーフボード乗せてドライブするとか、本で読んだりして憧れましたね。

 

馬場さんの「川」の思い出

■川にまつわる思い出などはありますか?

僕の生まれた町、寄居町には荒川が流れていました。

だから川にはよく遊びに行ったんですよ。水量も当時は多くて。

みんなで釣りをしに川に行きました。

河原にコンロを置いて、釣った川魚をさばいて、その場で素揚げして食べたりとか。

だからすごく身近な場所でした。

 

中でも川って本当に美しいなと思ったのは、寄居町の水天宮祭り(寄居玉淀水天宮祭り)です。

花火を初めて見たのもそこでした。

年をとって色んな花火大会に行ったりしたけど、やっぱり自分の中では一番いいですね。

荒川の向こう岸から打ちあがるんですけど、狭い河原なので、

花火が真上に頭上に挙がって…ボーンという音が川に響いて、おなかにも響くような。

コンサートにもまだ行くような年齢じゃないから、

そんな大きな音を聴いたのもその花火大会が初めてでした。

 

そして、川の中に山車が出て。提灯が水面にゆれて、本当に幻想的。

夢のような空間で、毎年楽しみにしていました。

子どもから大人まで、川を中心にみんなが集まって過ごすみたいなのが良かったですね。

 

大人になってからの川の思い出

■大人になってから行くようになった場所はありますか?

東京に来てから、多摩川の近くに家を借りていたことがありました。

その頃は家でギターを弾いたり歌を歌ったりできないから、

川辺で曲を作ったり歌の練習をしたりするんですよ。

一時期は毎日。

未来を夢見て、曲作りを。きらめいて見えました。そういう時間も印象的ですね。

 

 

【後半に続く】

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