レポート
2020.08.04

河川橋としては国内最長 上江橋

長さ1609.9メートルで、一般国道が河川を渡る橋では国内最長とされる

「上江橋(かみごうばし)」を紹介します。

一級河川の荒川、入間川に架かり、さいたま市西区と川越市をつないでいる橋です。

上江橋

現在の上江橋が完成する前の同橋は、1977年に2車線で開通しました。

その後、1987年から4車線化が進められていました。

 

4車線化の工事が終わり、1997年8月に行われた完成式には、

県選出の代議士、土地の提供者ら約120人が出席。

当時の舟橋功一川越市長らのあいさつ、テープカットのほか、

渡り初めのパレードなどがあったそうです。

 

橋の南側の河川敷には、橋の「橋脚」が1基残されています。

そばには説明板があり、この橋脚の歴史が紹介されています。

また、橋が住民からの要望を受けた「請願橋」であること、

地域の発展が橋と共にあったことなどが記されています。

近くで橋脚を見ると、その大きさや重厚な造りであるのが伝わってきます。

いくつかひびが入っていたり、中の鉄筋が見えている部分が

年月の経過を教えてくれます。

 

上江橋を歩いてみると、川風が気持ちよく、空気がすんでいればスカイツリーを眺めることがきます。

橋のおよそ1キロ南には、JR川越線の鉄橋があります。

上江橋から見える電車が鉄橋を渡る姿は、

ゆっくりに感じて時間がゆるやかに流れるひと時でした。

イベント詳細

イベント名河川橋としては国内最長 上江橋

レポーター紹介

サイタマニア イシ★バシ

埼玉をこよなく愛する、埼玉専門の覆面フリーライター。実は生まれ育ちは東京。
愛車の原付バイクで県内をくまなく回り、埼玉のニッチな魅力を日々発掘!
テレビ出演多数。著書【埼玉のアナ 東上沿線 和光-川越編】。

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