海が好きだ。（村田綾さんリポート） | 海と日本PROJECT in 埼玉県

私が生まれ育った埼玉には、皆さんご存知の通り！海がありません。

だからこそ！

小さい頃から海に行く事が、私にとっては特別でした。

毎年、夏には家族で海に行くのが恒例で、水着を着て！浮き輪を持って！海水浴の準備万端！！！

だけど、なぜか…

毎回、海に入るタイミングで高熱。

その為、海水浴の思い出より、砂浜で遊んだり♪海を眺めたりしている事の方が、圧倒的に多かったんです。

だからなのか、今でも！

海は入るよりも、見てる方が好きだったりする。

しかも…

人一倍！好きだったりする。(笑)

ちなみに、見るだけなら季節を問わない！

それもあって、普段から思い立ったら海に出かけています。

最近で言うと…

千葉県館山市にある沖ノ島の海。

ここの海は、友達と一緒に遊びに行きました。

無人島の周りというだけあって、海水がとっても綺麗なんです。

浜辺から目の届く範囲だったら、海の中を覗くと水中が見えるぐらい！

それに、生き物も沢山いました。

小さな昆虫や、お魚、ヤドカリ、カニ、他にも見たことの無い生き物がいっぱい！

観察してるだけでも、あっという間に時間がたってしまう。

そして、さらに…

無人島ならではの物を発見！

砂浜に埋まった、こちら！

これ、なんだか分かりますか？

私は初めて見ました。

きっと、ほとんどの人が気付かないで通り過ぎてしまうぐらい、静かにひっそりと残されていた…

ウミガメの甲羅。

私達が発見する数日前まで、ウミガメが島で生きていたみたいです。

島を案内してくださる方が教えてくれました。

水族館で、大きな亀の甲羅は見た事あったけど、海で見たのは初めて。

しかも、脱皮した後の甲羅。

改めて、自然の偉大さを感じました。

この時に見る事が出来た、亀の甲羅はもちろん！生き物の全てが、海が綺麗でないと存在しないものばかり。

一生懸命に生きてる小さな命を守る為にも、海を汚さないで欲しい。

汚さないようにしたい。

そんな事を感じながら、日が暮れるまでの間、友達と一緒に浜辺のゴミ拾いをしました。

正直、思っていた以上にゴミが落ちていてビックリした。

でも、そのほとんどが島で捨てられた物では無く、流れ着いたゴミみたいです。

という事は、沖ノ島の周辺だけでは無く！

みんなが海を綺麗にする努力をしないといけないって事ですね。

昼間に見た海も、とっても綺麗だったけど。

夕日に照らされた海が一番好き。