レポート
2020.03.28

珍しい名前の公園 伝承の巨人が由来/サイタマニア イシ★バシ

伝説の巨人「ダイダラボッチ」を知っていますか。

全国各地に伝承があり、地方によっては、「デエダラボッチ」「だいだらぼう」「だいらぼう」などとも呼ばれています。

手をついた時のくぼみがやがて湖になるなど、水にまつわる話もたくさんある巨人です。

埼玉にもダイダラボッチが?!

  1. 珍しい名前の「足跡公園」
  2. 左足をかたどった砂場
  3. 右足の形をした砂場

さて、埼玉県坂戸市には「足跡公園」という珍しい名前の公園があります。

この公園名もダイダラボッチに由来しています。

伝えられている話によると、この周辺にあったくぼ地は昔、

ダイダラボッチが通った時の足跡だと伝えられているそうです。公園はそんな伝説を題材にしています。

面白いのは公園の遊具です。

園内にはすべり台があります。

すべり降りた先の砂場は左足の形をしていて、公園名を「足跡公園」としています。

少し離れたところには右足もちゃんとあります。

両足とも指を置き石で表現しているところに工夫を感じます。

 

ちなみに、地名にもダイダラボッチが関係しているところがあります。

さいたま市の「太田窪(だいたくぼ)」や、横瀬町の「芦ケ久保(あしがくぼ)」は、

ダイダラボッチの足跡が由来という説があります。

イベント詳細

イベント名珍しい名前の公園 伝承の巨人が由来/サイタマニア イシ★バシ

レポーター紹介

サイタマニア イシ★バシ

埼玉をこよなく愛する、埼玉専門の覆面フリーライター。実は生まれ育ちは東京。
愛車の原付バイクで県内をくまなく回り、埼玉のニッチな魅力を日々発掘!
テレビ出演多数。著書【埼玉のアナ 東上沿線 和光-川越編】。

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