東松山市が誕生して、ことしで70周年を迎えます。
それを記念して、市内で魚拓を使ったアートの制作に取り組む男性が作品を贈り、森田光一市長から感謝状が贈られました。
作品を贈ったのは、市内に住む「カラーアート魚拓作家」の山本龍香さん(80)です。
山本さんは50年ほど前に、魚拓を使ったアートの制作を始めました。
魚に薄い布をかぶせて、独自に開発した油性のカラーインクをたたき、最後に目を描き入れて、作品を仕上げます。
今回、贈ったものは、出世魚で、縁起がいいとされるブリを使用していて、大きさは横幅がおよそ2メートルほどです。
森田市長は、「出世魚を描いた作品で、東松山市が上り調子になることを象徴している」と感謝を伝えていました。