レポート
2021.09.28

オリジナルイベント 海なし県・埼玉発!SAITAMA海・川調査団【前編】

海と日本プロジェクトin埼玉県は、9月19日(日)と20日(祝・月)にオリジナルイベント「海なし県・埼玉発!SAITAMA海・川調査団」を実施しました。

このイベントは、日本財団の海と日本プロジェクトの一環で行ったもので、当日は、県内に住む小学5-6年生の児童など11人が参加しました。

コロナ禍の中、緊急事態宣言も延長し、参加ができなくなってしまった子も多くいましたが、イベントは感染対策を十分に行い実行しましたよ!

 

イベントのテーマは、うなぎ!

さいたま市の荒川に古くから住む浦和の「うなじぃ」が最近の川や海について、さまざまな疑問を抱えていました。

参加者たちは、2日間のアクティビティを通して「うなじぃ」の疑問を解決していきます!

最初のミッションは「魚道」の正体をあばく!

最初のミッションは、さいたま市の秋ヶ瀬取水堰に設置されている「魚道」についての調査!

魚の道(みち)と書いて、「魚道(ぎょどう)」というけれど、

一体何なのかを実際に見学して調査していきます。

一般の人は、決して上がることができない取水堰の上を通り、荒川を横断!

堰の枠に設置された、この水の階段こそが、「魚道」です。

「魚道」は、アユやウナギなどのように、成長や産卵のために、上流へ遡上する魚などのために設置された特別な道なんです。

子どもたちの多くが、魚道の観察ははじめて!

この日は、実際に魚道のそばに魚がいる姿も見ることができ、役割を十分に理解してくれたようです。

 

船に乗って、荒川を下り東京湾へ出発!

「魚道」は、海と川の魚をつなぐ架け橋だったことを学んだ子どもたち。

いよいよ、荒川を下って東京湾へ出発!

当日は、お天気にも恵まれ最高のクルージング日和になりました。

風が気持ち良い!1

ん?!だんだん潮の香りがしてきたし、なんだか波の様子も変わってきたぞ!!

そして、スカイツリーも見えてきました!

船の上では、本格的な海洋実習!

東京湾に到着した、子どもたち!

潮の香りを感じながら、水質調査に使用する水を採水したり、透明度を測る専門の装置を使用したり…

船上で本格的な海洋実習を行いました!

ニョロニョロうなぎを体感!

約2時間半のクルージング。

最後のアクティビティでは、イベントのテーマである「うなぎ」を体感してもらいます…!

なんと、船の上でうなぎのつかみ取り体験行いました。

意外?にもうなぎに触れるのは、はじめてという子どもも多く、

ヌルヌルとした体の表面や、お腹の裏などを触り、「うなぎ」という魚を身をもって体感しているようでした!

イベント1日目は、クルージングで終了。

船の上で行った、海洋実習やうなぎクイズなどの結果は、2日目の学習のまとめで活用してもらいます♪

【後編】では、イベント2日目の様子をお伝えいたします。

イベント詳細

イベント名オリジナルイベント 海なし県・埼玉発!SAITAMA海・川調査団
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