海と日本プロジェクトin埼玉県は、9月19日(日)と20日(祝・月)にオリジナルイベント「海なし県・埼玉発!SAITAMA海・川調査団」を実施しました。
このイベントは、日本財団の海と日本プロジェクトの一環で行ったもので、当日は、県内に住む小学5-6年生の児童など11人が参加しました。
コロナ禍の中、緊急事態宣言も延長し、参加ができなくなってしまった子も多くいましたが、イベントは感染対策を十分に行い実行しましたよ!
イベントのテーマは、うなぎ!
さいたま市の荒川に古くから住む浦和の「うなじぃ」が最近の川や海について、さまざまな疑問を抱えていました。
参加者たちは、2日間のアクティビティを通して「うなじぃ」の疑問を解決していきます!
最初のミッションは、さいたま市の秋ヶ瀬取水堰に設置されている「魚道」についての調査!
魚の道(みち)と書いて、「魚道(ぎょどう)」というけれど、
一体何なのかを実際に見学して調査していきます。
一般の人は、決して上がることができない取水堰の上を通り、荒川を横断!
堰の枠に設置された、この水の階段こそが、「魚道」です。
「魚道」は、アユやウナギなどのように、成長や産卵のために、上流へ遡上する魚などのために設置された特別な道なんです。
子どもたちの多くが、魚道の観察ははじめて!
この日は、実際に魚道のそばに魚がいる姿も見ることができ、役割を十分に理解してくれたようです。
「魚道」は、海と川の魚をつなぐ架け橋だったことを学んだ子どもたち。
いよいよ、荒川を下って東京湾へ出発!
当日は、お天気にも恵まれ最高のクルージング日和になりました。
風が気持ち良い!1
ん?!だんだん潮の香りがしてきたし、なんだか波の様子も変わってきたぞ!!
そして、スカイツリーも見えてきました!
約2時間半のクルージング。
最後のアクティビティでは、イベントのテーマである「うなぎ」を体感してもらいます…!
なんと、船の上でうなぎのつかみ取り体験行いました。
意外?にもうなぎに触れるのは、はじめてという子どもも多く、
ヌルヌルとした体の表面や、お腹の裏などを触り、「うなぎ」という魚を身をもって体感しているようでした!
イベント1日目は、クルージングで終了。
船の上で行った、海洋実習やうなぎクイズなどの結果は、2日目の学習のまとめで活用してもらいます♪
【後編】では、イベント2日目の様子をお伝えいたします。
イベント名 | オリジナルイベント 海なし県・埼玉発!SAITAMA海・川調査団 |