今回で22回目を迎える「さいたま市浦和うなぎまつり」がさいたま市役所で開催されました。
このイベントは江戸時代から受け継がれる浦和のうなぎをPRすることが目的です。
うなぎ弁当の販売や調理の実演、市内土産品や参加都市物産の販売が行われました。
数量限定のうなぎ弁当は、行列必至!!
事前販売の1200食は完売。当日販売も去年より400食増え、1200食用意していましたが、およそ1時間で完売しました。うなぎ弁当を手に入れた人たちは会場で食べたり、家に持ち帰ったりしたりして楽しんでいました。
そもそも、なぜ浦和でうなぎが有名になったのでしょうか。
浦和でうなぎを食べ始めたのは江戸時代。
当時、浦和の周辺にあった川や沼地にうなぎが生息していました。
宿場町として栄えていた浦和は多くの人が訪れていて、行楽客にうなぎを出していたところ大変喜ばれたと言われています。
そんなうなぎは今、環境の変化により絶滅の恐れがあるそうです。
海で生まれ、川で育ち、そして卵を産むため海へ戻っていくうなぎ。
うなぎが育つ海や川を守り、浦和の伝統の味を受け継いでいきましょう。