前編につづいて、わが町「熊谷」の見どころのひとつ、生活に欠かせない大切な「川」をご紹介します。
【後編】は、市街地を流れる星川です♪
1945年の熊谷空襲、炎から逃れ水に入れば助かるとの思いで、星川に飛び込みましたが、迫りくる炎に包まれ命を落としてしまった先人達。
そんな星川。
今でも星川では、熊谷空襲での犠牲者を慰霊する灯篭流しが行われています。
そして、熊谷の伝統工芸品「熊谷染」が盛んになった理由のひとつとして、染色に欠かせない水、荒川の伏流水が、星川を中心に至るところに湧き出ていたこともあげられています。
そんな歴史が残る星川を守ろうと、市民の憩いの川にしようと、様々な取り組みが行われています。
星川夜市もそのひとつ!
実行委員の皆様が中心となり、第2土曜日に星川通に熊谷近隣の飲食店やクラフトなどのお店が集まるナイトバザール☆
美味しそうな香りや、親子の笑顔、ワンちゃんも。
冬の間はお休み、春の再会が楽しみです♬
また、星川を泳ぐ鯉と空の鯉のぼりが楽しめる初夏、冬のイルミネーション、イベントでのラバーダックレースと四季折々の楽しみがあります。
熊谷染の型紙の文様をあしらった反物帯が川を彩ったことも。
さらに、今は星川を日常的に楽しもうと、熊谷・街・妄想ワークショップ実行委員会による「星川行こうよプロジェクト」として、飛び石に色を付けてカラフルにしたり、親子で楽しめる空間が作られたりもしています。
また、地元の方々や、熊谷を拠点に活動するスポーツチームの皆さんも参加して、ごみ拾い活動「街なかキレイにスクマム!」も行われました。まさに、力を合わせてひとつになれる取り組みです!
皆んなの笑顔が集まる居場所、星川。これからもワクワクが止まりません。
また、市内には他にも市北部えお流れる利根川もあります。葛和田の渡し船、河川敷の妻沼グライダー滑走場など私もまだまだ行きたい場所がたくさん。元わら川の源流部はムサシトミヨの生息地でもあり、守っていきたい自然もたくさん。
皆さん、どうぞ熊谷へ!笑顔でお待ちしています。
お読みいただきありがとうございます。人と笑顔を繋ぐ川、先人の想いと歴史が込められた大切な川、改めて実感します。
水がなくては生きていけない私たち、私たちの身体も半分以上が水分です。身体が、心が、水を欲して、水のもとに集まるのかもしれませんね。
私たちの生活にかかすことのできない大切な水、大切な海、そして海へとつながる身近な大切な川、こらからも守っていきましょう。
イベント名 | 先人の想い、そして人を繋げるわが町の川~川に集い、笑顔が生まれる~【後編】 |
フリーアナウンサー
FMクマガヤパーソナリティ
ヨガインストラクター