レポート
2024.03.01

埼玉サケっこ調査隊を振り返る📝~前編~

今日から3月🌸

今年度も最後の月…ということで、昨年の夏に新潟県でおこなったイベントを振り返ります☺

「埼玉サケっこ調査隊」~前編~

2023年8月26日(土)27日(日)の二日間、小学生24名を新潟県に連れて行き、村上市のサケ文化などについて学びました。

 

 

なぜサケか?

海なし県埼玉には、古くから「すみつかれ」という新巻鮭を使った郷土料理があり、埼玉県の食卓にも『日本海のサケ』として、新潟の近海で水揚げされたサケが並んできました。

しかし、近年では生息環境の変化からサケの数も減り、食卓等に並ぶサケの多くは海外の養殖サーモンが主流に…郷土料理の「すみつかれ」もいつしか知らない人たちが増えてきました😢

また、海から遡上するサケは、利根川を遡上し、埼玉県までやってきます。サケは埼玉県にゆかりのある魚なのです🐟

サケの町・村上市のある新潟県に埼玉県の子どもたちを連れて行き、埼玉県・新潟県それぞれの地に伝わるサケの文化を学び、埼玉の川がつながる太平洋と新潟県に面する日本海が抱え

る現在の問題と未来への課題を考えることで、海なし県・埼玉の子どもだからこそ考えられる『海につながる川を守ること』への理解と興味関心を深めるために開催しました。

まずは、旅の目的を確認🔍

  1. 授業
  2. 熱心にメモをとる子供たち

今回の学びをより深めるため、まずは、なぜ村上市に来たのかをクイズを交えて確認しました!

サケの基礎知識について、埼玉県環境科学国際センターの田中先生、木持先生から教えてもらいました。

川で生まれて海で育ち、最後は生まれた川に戻ってくるというサケの一生についてや、サーモンはサケではなく養殖のトラウトサーモン(改良種のニジマス)であること、

また埼玉のサケ文化として行田市でサケ遡上・採卵観察会が行なわれていることなどを学びました。

日本で最初のサケの博物館「イヨボヤ会館」で学ぼう!  

  1. 館長の田嶋さんが子供たちに館内ツアーをしてくれました。
  2. 興味津々な子供たち

日本で最初のサケの博物館「イヨボヤ会館」に行き、館長の田嶋さんに館内案内と解説をしてもらいました。

サケは川の魚ということやどれぐらいのサケが元の川に戻ってくるのかなどサケとはどんな魚なのか、村上市のサケ文化(郷土料理やサケの言葉)やサケが抱える問題について教えてもらいました。

また、サケが遡上する三面川を見て、サケが生まれる場所はこのようなところなのだと学び、このほか、サケ科の魚を見たり、餌をあげたりして触れ合いました。サケについてどんどん詳しくなる子供達。

館内見学しながら館長にたくさん質問していました。

YouTubeで映像もご覧頂けます!

こちらから

▷https://youtu.be/ggykP_JD-Rg?si=tA2TS5x_X3_eNT7-

次回は後編

2日目の様子をお届けします!

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