「埼玉サケっこ調査隊」~後編~
2023年8月26日(土)27日(日)の二日間、小学生24名を新潟県に連れて行き、村上市のサケ文化などについて学びました。
なかなか日本海に行くことがない埼玉県の子供達。「初めて日本海に来た✨」という声も多く聞こえました。
まずは、安全のために気を付けることを学びます⚠
その後、生き物調査とごみ調査の2チームに分かれて、前半後半で交代して日本海を学びました👓
生き物調査🐟🦐
埼玉県環境科学国際センターの木持先生から生き物調査の方法を教えてもらい、網や箱眼鏡、観察ケースを用いて生き物を見つけて観察しました。
子供たちは夢中になって、生き物を探していました。生き物を見つけると観察ケースに入れて、先生に「これは何の魚?」質問するなど、終了時刻になってもやめたくないというほど、夢中になって楽しんでいました🙌
ごみ調査🚮
環境科学国際センターの田中先生から砂浜に落ちているごみの説明をしてもらい、日本海と太平洋の違いについて解説してもらいました。外国からのごみも多いということを学びました✍
また、「自分が海で泳いでいるときにどこかの国からごみが来たら嫌だし、自分が違う国にごみを流すのも嫌だなと思いました」という子供の感想も聞けました。
荒川頭首工は川をせき止めて、川の水を用水路に取り入れるための施設です。
新潟県村上地域振興局の久保田さんの案内で、魚道の観察をしました。
魚道とは、魚類が遡上したり降下できるように設けた水路です。河床の安定のために設置された床止めが原因で、魚が遡上しにくくなっていいる中、魚が円滑に行き来できるように、豊かな自然を回復させ自然との共生を実現するために作られました。
サケやアユなどが遡上しやすくするために、作られた魚道を初めて見て驚いていました😲
2日間の復習をクイズ形式で進めました!
大半の子たちが難なくクイズ正解し、学びがしっかりと身についていると感じました。
クイズのほか、2日間の学びからサケが生息しやすい川や海を守るために出来ることは何かについてみんなで考え、「ごみを出さない」や「ごみを拾う」など、川や海を汚さないようにするという気持ちが強くなっているのを感じました☺
最後に、サケをもっと食べてもらうために、埼玉県で食べられなくなってきた郷土料理「すみつかれ」に代わる新しい郷土料理について考えました。そして、今回進行役として子供達を引率して頂いたのぼう様と大野ひろみさんのサポートのもと、1人ずつ発表を行いました👨👩
子供達の考えた料理の中から選ばれた料理からヒントを得たサケメニューが、埼玉県内の小学校の給食のメニューとして提供されました🍽
海なし県埼玉から新潟県に行った子供たちが、川と海の繋がり、海・川を守る大切さを学んでくれました✨
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