2022年12月3日(土)埼玉県の環境科学国際センターでお仕事体験プログラム「こどもわーく」を開催しました!
「研究員のお仕事体験」は、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として行われている事業です。
当日は、10人小学生が参加し3人の研究員の先生方から実験や調査などのお仕事を受けました!
参加してくださった皆さんは、楽しみながら、生懸命に取り組んでくれましたよ。
埼玉県などの環境を調査・研究する「環境科学国際センター」で川の生きものや水質、海ごみなどを研究する3人の先生(とし先生・まり先生・ゆず先生)は、参加者たちに普段行っているお仕事を体験してもらうため、3つの実験と調査を依頼してくれました!
みんな、頑張ってね~!
①とし先生の調査
とし先生は川の水質や川から海に流れ込むマイクロプラスチックなどを研究しています。これまでのイベントにもご参加いただいていて、子どもたちにマイクロプラスチックを分かりやすく説明してくだっているんです!
今回は、川の水質とそれに伴い生息する生きもの=「指標生物」について学びます。とし先生が考案したオリジナルのカードゲームをグループに分かれて体験しました!
どんな水にどのような生きものがいるのか…
『ごみをポイ捨てする』『油汚れを紙でふき取ってから捨てる』などなどどのようなアクションをしたら川の水質が変化するのか…などを楽しみながら学びました。
みんなのお仕事は楽しむだけではありません。このカードを作成・包装してもらいます。そして、イベントが終わった後もお家やお友だちに説明しながら遊んで、学んでもらいます!
お次は、下水などを調査・研究するまり先生のお仕事を体験です!
この日、まり先生が用意したのはどす黒い『悪魔のような色の水』
この水をクロマトグラフィーを使って分析していきます。専用の機器を使って、子どもたちの表情も真剣そのものです!分析の結果、青と黄色と赤色の水に分けられました。まり先生が用意したこの水、実はかき氷のシロップを混ぜたものだったのです!
青はブルーハワイ、黄色はレモン、赤はいちごかな??!美味しそう~!
最後は川の生きものについて研究するゆず先生の実験です。
ゆず先生は、川の水を採水をして、水を分析するだけで生息している生きものが分かる最新の調査方法「環境DNA」を用いて、埼玉県に生息する魚などを調べています。今回は、その「環境DNA」のサンプリング採取に挑戦しました~ !
こちらも本格的な研究器具ですねみんな真剣そのもの!最近の技術はすごいね!!
すべての実験と調査を終えてまとめをした後は、先生方は普段のお仕事で使用している道具や白衣を用意してくれました!実験を無事に成功させたみんな、白衣がとっても似合っています
さらに、ゆず先生の投網にみんな興味津々!中に入っちゃいました
研究員のたまごが大漁です~!
今回のこどもわーくは、参加者の皆様やご協力をいただきました先生方、センターのおかげで無事にすべての工程を予定通りに進めることができました。みなさんに新たな発見と興味、学びのある有意義な時間になっていたら嬉しいです!
本当にありがとうございました!
イベント名 | 実験に挑戦!研究員のお仕事体験「こどもわーく」を実施しました✨ |