特別企画!
寄居町出身で、テレ玉「情報番組マチコミ」に火曜MCとして出演中、
シンガーソングライターの馬場俊英さんにお話を聞きました。
埼玉で生まれ育った馬場さんにとっての海とは、川とは??
子どものころの写真などを交えて、2回シリーズでお伝えします。
■海と言われて思い浮かべるのは―
小さいころ、海は年に1回見るか見ないかという存在でした。
身近というよりはあこがれの場所。
新潟の鯨波海岸というところに、家族とか親戚で海水浴に行っていました。
海が見えた時の感動、道を渡って、しっかり海が見えた時は子ども心に本当に感動したし、
よく覚えていますね。
旅行で、中1くらいの時でしょうか。
僕と同い年の女の子のいとこがビキニを着てきたんですよ。
それが衝撃で…。何あれ?!と思って、ずっと見てましたね。
スクール水着みたいのしか見てなかったから、すごくびっくりして。
忘れられない。(笑い)
あとは、小学校のころサザンオールスターズが好きで。
海を舞台にしたラブソングとかを聞いて、湘南はどんな感じなんだろうと本当に憧れました。
「ポパイ」という雑誌があって、その中にサーフィンがよく取り上げられていて。
サーフボード乗せてドライブするとか、本で読んだりして憧れましたね。
■川にまつわる思い出などはありますか?
僕の生まれた町、寄居町には荒川が流れていました。
だから川にはよく遊びに行ったんですよ。水量も当時は多くて。
みんなで釣りをしに川に行きました。
河原にコンロを置いて、釣った川魚をさばいて、その場で素揚げして食べたりとか。
だからすごく身近な場所でした。
中でも川って本当に美しいなと思ったのは、寄居町の水天宮祭り(寄居玉淀水天宮祭り)です。
花火を初めて見たのもそこでした。
年をとって色んな花火大会に行ったりしたけど、やっぱり自分の中では一番いいですね。
荒川の向こう岸から打ちあがるんですけど、狭い河原なので、
花火が真上に頭上に挙がって…ボーンという音が川に響いて、おなかにも響くような。
コンサートにもまだ行くような年齢じゃないから、
そんな大きな音を聴いたのもその花火大会が初めてでした。
そして、川の中に山車が出て。提灯が水面にゆれて、本当に幻想的。
夢のような空間で、毎年楽しみにしていました。
子どもから大人まで、川を中心にみんなが集まって過ごすみたいなのが良かったですね。
■大人になってから行くようになった場所はありますか?
東京に来てから、多摩川の近くに家を借りていたことがありました。
その頃は家でギターを弾いたり歌を歌ったりできないから、
川辺で曲を作ったり歌の練習をしたりするんですよ。
一時期は毎日。
未来を夢見て、曲作りを。きらめいて見えました。そういう時間も印象的ですね。
【後半に続く】
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