レポート
2019.07.15

寄居町出身 馬場さんインタビュー<後半>

特別企画!

寄居町出身で、テレ玉「情報番組マチコミ」に火曜MCとして出演中、歌手の馬場俊英さんにお話を聞きました。

前半では、海や川にまつわる思い出を聞きました。

後半では、馬場さんの歌と川や海との関わりを聞きます。

歌手になってからの海と川とのカンケイ

■馬場さんの曲の中で、海や川にまつわる曲はありますか?

「鴨川」。京都の鴨川の曲です。

京都でレギュラー番組をやっている時期があって、

京都にいると1日に何回も橋を渡るんですよ。

それがみんなの暮らしのなかの一部に入り込んでいて。川に降りて休憩したり。

 

京都で仕事をするようになって、川に強烈な存在感を感じるようになり、

川の歌を作ろうと思いました。

そして家で作っていたんですけど、どんなだったかな~と…思い立って京都に行って、

鴨川まで行って作りました。

それが正解で!

さすがに川まで行って作ったのは「鴨川」だけです。(笑い)

 

■海の曲よりは川の曲より多いのかなという印象がありますが…

その通りなんですよ。

海で過ごして育ってないから、照れるというか。

「俺なんかが海の曲を作っていいのかな?!」というのがあって、

あんまり作ってないんですよ。(笑い)

一度だけ、海の歌をたくさん歌ってる方とコラボレーションする時は、

今回はいいなと思って海の歌を作ったんですけど…

ソロではほとんど作ってないかもしれないですね。

 

 

■馬場さん以外の方が歌っている曲で、海、川をイメージするものはありますか?

サザンオールスターズの曲です。サザンがとにかく好きだったから!

海のラブソングといえばサザンオールスターズですよね。

 

川の歌ですごく好きだったのは、

俳優・時任三郎さんの「川の流れを抱いて眠りたい」という曲です。自分でも歌ったりしていました。

自分の人生観とか、心の葛藤みたいなものがモチーフになっていて、

川はどこにたどり着くんだろうというのを託していた曲なんですけど。

あと、柳ジョージさんの「コインランドリーブルース」!

サビは川がモチーフになっていて、俺たちは川の魚、

川の流れまでは変えられないという歌詞です。

精一杯そこで泳ぐが、大きな川の流れはとても自分達の手におえるものではないという歌詞です。

そういうのに共感するところもあって、こちらも自分で歌ったりしてました。

未来の海についてー

■最後に、海なし県・埼玉県でも川のゴミが海まで流れ着いてしまい海を汚してしまう事が問題となっています。何か思われることはありますか?

川のあたりで暮らしていると、流れて自分の知らないところに行っちゃうみたいなイメージになりがち。

海まで想像できてないですよね。

子供のころ、川ってとっても美しく、魅力がいっぱいで…

みんなが集まりたくなるような場所だったんですよ。

綺麗な場所であるようにしていけたらいいですよね。

川をきれいにしたら海もきれいになる。ゴミを捨てているのとかは、信じられないですね。

自分の家の中にゴミ捨てる人いないから。

川とかも自分に関係ある場所だと思って使えたら過ごせたらいいですよね。

 

■馬場俊英(ばばとしひで)

シンガーソングライター、埼玉県寄居町出身、情報番組マチコミ火曜日MC

 

<終>

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