新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、「夏祭り」が軒並み中止に追い込まれています。
中止に伴い、祭りで人気の「金魚すくい」に欠かせない金魚の価格が大幅に下がっています。
一方で家庭用の観賞魚の需要は高まっていて、市場価格は、大きな変化を見せています。
加須市にある県水産流通センターでは、お盆休みを前に、12日、
県内をはじめ千葉、群馬、茨城など関東地方の業者らが
金魚の競りに参加しました。
例年、この時期の夏祭りには欠かせない金魚ー
しかし、新型コロナウイルス感染拡大は金魚の価格にも影響を与えています。
『コアカ』に代表される夏祭り用の小ぶりな金魚の卸値は
例年の10分の1に下落、
また、海外から輸入される熱帯魚のえさ「コアカ」にもなりますが、
新型コロナウイルスの影響で、
熱帯魚の輸入がストップしていることも値下がりにつながっているといいます。
一方で気軽に飼育できるメダカの売れ行きは女性を中心に好調で、
卸値が、例年の10倍近くまで上がることもあるそうです。
また、金魚では東錦や桜錦をはじめ
1匹1万円前後の高級魚にも人気が集まっています。
イベント名 | 新型コロナ影響 金魚価格下落 観賞魚の需要高まる |