5月22日都内で「日本財団 海のそなえシンポジウム」が開催されました。
このシンポジウムは、海を安全に楽しむために
これまでの常識を疑い、新たな備えをみんなで作るという
水辺の安全について考えるものです。
2024年度の全国調査では、およそ5人に1人が溺れたことがあるというデータが集計されました。
この結果から日本財団の海野常務は
「溺れたけど何とか助かった」ことによりニュースや記録に残っていない事故未満の溺れが数多く発生しているのではないかと考察しています。
このような「ヒヤリ」とした経験に基づき水難事故の予防コミュニケーション
「これで溺れた。おぼれ100」を展開しました。
ディスカッションのパートでは有識者が集まり、3つのテーマについて議論しました。
1つ目は軽度の溺れにも着目したデータの力についてです。
2つ目はライフジャケット着用を当たり前にするため着用したくなるようなデザインのアイテムを紹介しました。
3つ目は水辺の安全に関する教育への課題を議論しました。