魚を好んで食べない=魚離れがいわれる中、子どもたちに魚や海藻などを積極的に食べる機会を増やし、海への関心を深めてもらうため、
海と日本プロジェクトin埼玉県では、特別献立の給食=『海彩給食』を2021年から実施しています!😋
3年目の実施となる2023年は、埼玉県ときがわ町と行田市の2つの市町で行いました。
埼玉県北部の行田市を流れる利根川がサケが遡上する川で、この地域の学校ではサケの遡上調査などを授業として行うこともあります!それほど、子どもたちにとってもサケは馴染が深い魚です。
2023年の海彩給食のテーマはズバリ『サケ』!地域に馴染みの深い魚を食べることで、海なし県・埼玉からも海や魚への関心を高めてもらいます!
献立は…
・サケの塩焼き
・ひじきの煮物
・ワカメたっぷりみそ汁
・白米&海彩給食オリジナル味付け海苔
・牛乳
サケはシンプルな塩焼きにすることで、魚本来の味を楽しむことができます✨
給食の前には、サケの栄養価や海の現状を学ぶための栄養士さんや世界水産物連盟による『海への学び』の授業がありました😊
理解を深めた後に食べる給食は、いつもとは一味違います!
おかわりが連発し、大好評で終わりました!
ときがわ町立給食センターと近くにある城西大学薬学部、そして世界水産物連盟の協力のもと、今年も海の食材たっぷりの特別給食が提供!さらに、ときがわ町立萩ケ丘小学校の全校児童を対象に、給食の前の特別授業を実施しましたよ😊
最初に今回の給食用にサーモンを提供してくれた世界水産物連盟の芝井さんの授業です。今、海では生きものが減っていること、こらからも海の魚を食べ続けるために私たちにできることをお話してもらいました!『養殖』についても学びましたね!!
続いては、ときがわ町学校給食センターの豆田栄養士さんから魚介類の栄養素についてのお話です。魚をはじめとした魚介類は成長期である小学生に必要なカルシウムやビタミン等が豊富とのこと!だからこそ、豆田さんは給食や家でもたくさん食べてくださいね!と呼びかけていました。
豆田さんと城西大学薬学部の学生さんたちが考えてくれた特別献立です✨
・骨を気にせず栄養満点『彩りサーモンまぜご飯』
・海の香が広がる『韓国風磯の香あえ』
・食べるほどに魚介の旨みが溢れる『シーフ―ドポトフ』
・海色ソーダゼリー
・牛乳
普段はあまり魚やエビなどを食べないという児童もいる中、この日は皆たくさん食べてくれましたよ!
一番の人気は、サーモンたっぷりのまぜご飯です!ご飯の中のサケがおいしいおいしい!!と完食。
その他のポトフや磯の香あえも大人気💓みんなきれいに食べてくれました!
これからも魚介類をたくさん食べて、海なし県・埼玉から海の未来を考えてください😊