レポート
2025.10.22

海水温の上昇で魚の分布エリアが変化!?🐟

地球温暖化により、海水温も上昇していること

皆さんはご存じでしょうか…?

その影響である魚が日本各地で増え、捕獲されているんです👀

見た目はちょっと怖いのですが、実は食べてもおいしいお魚なんです~✨

 

 

東京湾で年中、「タチウオ」大量GET!?

「タチウオ」とは、スズキの仲間の回遊魚で体長は150センチメートルから最大で234センチメートルにもなる大型の魚です!名前の由来は、シルバーで光沢があり平たく細長い体型から『太刀魚』という説もあったり、水面の獲物を狙い垂直に立って泳ぐ習性から『立ち魚』から、その名が付いたといわれています。

タチウオは本来、日本の南と西のエリア(瀬戸内海など)で水揚げの多い魚でした!

もちろん、関東の東京湾でも獲れる魚ではあったのですが、シーズンも夏から秋までと限定的で、数もそこまで多くはなかったそうです。

しかし、温暖化に伴う海水温の上昇によってここ数年、東京湾で冬にも水揚げがみられるようになっており、数もかなり増えているそうです👀

東京湾の釣りの人気ターゲットに!

東京湾で多くみられるようになったタチウオは、釣り人たちの人気ターゲットです✨金沢八景や浦安など、さまざまなエリアの船宿がタチウオ狙いで出船してくれますよ。

針にかかった際のひきが強く魚とのファイトを楽しめるだけでなく、持ち帰ってもおいしくいただけることから人気があるそうなんです!

もちろん、私も自分で釣って、持ち帰って、「タチウオのしゃぶしゃぶ」にしていただきました😊

 

分布域の変化は良いことだけではない…!?

分布域の変化は関東だけで収まらず。

東京から遠く離れた、東北エリアの宮城県や青森県などでも漁獲量が増えているそうです。

その一方で、減ってしまった魚も…

東北の海では、食卓の定番である「サバ」の漁獲量が減っているんだそうです。

タチウオとサバは似た環境を好んで生息しています。食べるエサも似ていることなどから、タチウオが増えたことによってサバが減ったのではないかという見解もあるそうです。

ただ、その年によっては全国の海で漁獲量の波があるそうなので、海水温の上昇がすべての原因とは一概にも言えないようですね!

やはり、海にはまだまま私たちの理解と常識を超える不思議がいっぱいです🌊

 

 

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