秋篠宮さまは11月16日(木)に、10月で開館40周年を迎えた羽生市のさいたま水族館を視察されました。
大野元裕埼玉県知事や羽生市の河田晃明市長らが出迎える中、さいたま水族館に到着し、水族館の担当者の説明を受けながら、館内の水槽を見学されました。
水槽を泳ぐヒレナガニシキゴイは、上皇さまが、1977年に県水産試験場を視察した際に、品種改良を提言されました。
特別展示棟では、魚が遡上しやすいように川を自由に行き来できるよう人工的に設けられた「魚道」の模型を見学されました。
秋篠宮さまは、魚が「魚道」を通って遡上する様子をご覧になり、「こういったことを見られるのはうれしいことです」と感想を述べられていました。
午後には、総裁を務める「日本動物園水族館協会」の会合に出席されました。
協会は全国の動物園と水族館で構成される団体で、16日の会合には40の水族館からおよそ80人が参加しました。
飼育スタッフらが、エイの繁殖やシマドジョウの保全などの研究成果を発表すると、秋篠宮さまはメモをとるなどして熱心に話に耳を傾けられていました。