環境問題を広く発信し、多くの人に知ってもらうきっかけになればと、海ごみアーティストとして、海岸で拾ったプラスチックごみと漁網でアクセサリーや日本地図を製作している高橋あすかさん18歳をご紹介します☆
豊かな自然に囲まれた埼玉県・秩父市で生まれ育った高橋さん。
小さいころから、近所の山や川で遊び、たくさんの生きものと触れ合ってきました。
そんな彼女が環境問題に関心を高めた出来事は、1匹の猫との出会いでした。
公園で人に捨てられたと思われる猫を拾った高橋さん、自宅に連れて帰り家族の一員として大切に世話をしてきました。しかし、ある日その猫は人が運転する車にはねられ死んでしまったといいます。
環境と動物・人と環境・動物と人…
多様化する現代においても、人と動物が共存するためにはどうすれば良いのか…
動物にも人にも優しい環境はどうすれば実現するのか…
そんなことを考えた高橋さんは高校を卒業後、日本の環境について考えるため、たった1人で旅に出たのです。
髙橋さんは日本各地を旅して、そこで出会った人や、SNSなので知り合った人たちから各地のごみを送ってもらい、ごみを使っての日本地図を製作しました。
どの地方に、どのようなごみが多いのかなど、ごみの地域性を『見える化』したのです。
さらに、プラスチックごみを細かく刻み、アクリル樹脂で固めて世界に一つだけのオリジナルのアクセサリーも製作しています。身近なおしゃれに取り入れることで、今までは関心が薄かった若い世代にも環境問題を呼びかけることができるといいます。
髙橋さんの旅は、今年はじまったばかり。
こらからも日本各地、さらには世界中を旅して多くの人に未来の地球環境について考えてもらえるような活動を続けていきたいと話します!
今後も高橋さんの活動には要注目です✨
イベント名 | 豊かな地球を未来へ残すために…海ごみアーティスト・高橋あすかさん |