埼玉県北部の鴻巣市では、市の名前の由来とされている「ニホンコウノトリ」の飼育が進められています。
「人にも生きものにもやさしいコウノトリの里こうのす」をスローガンに
人と自然が共生するまちづくりを進めている鴻巣市。
現在、飼育しているのは国の特別天然記念物であるニホンコウノトリの「つがい」で、
11月7日に県のこども動物自然公園から譲り受けました!
鴻巣市では、2羽の飼育のために観察・展示スペースや、人工ふ化設備、それに鳥インフルエンザなどが発生した場合に保護する緊急ケージなどを備えた「コウノトリ野生復帰センター」を昨年度末に整備して準備を進めてきました。
2003年3月生まれのオスと、2015年5月生まれのメスは現在、この施設の中で、来年1月下旬の一般公開に向けて飼育が行われています。
鴻巣市では今後、2羽から繁殖した鴻巣生まれのヒナを育てて放鳥し、コウノトリの野生復帰に寄与することを将来的な目標にしています!
コウノトリも住める豊かな「自然環境」と「文化環境」は、ヒトにとっても持続可能で健康的に暮らせる素晴らしい環境であると考えられています。
今後、コウノトリの野生復帰を目指して、かつての豊かな自然環境を取り戻すことで、コウノトリだけでなく、それに関わる多くのいきものの生息環境や命を守ることにつながるのですね!
イベント名 | 鴻巣市でコウノトリの飼育スタート☆ |