7月31日(水)、ポートシティ竹芝で、海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト 四期生入学式が開催されました。
研究生に選ばれた中学生11名が全国から集まりました。
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で実施されているプロジェクトで、最新の3D技術を活用した海洋生物の研究を通じて、将来様々な分野で活躍できる人材を輩出すること、物事を深く追求できる人材育成を目的としています。3Dモデリングを基礎から実戦形式まで学び、海洋生物の研究として活用しながら、約16回の授業を経た最終成果物としてオリジナルの3D作品を制作します。
まず、入学式。入学式では、講師の紹介や協力会社の紹介、挨拶がありました。
なぜ3D技術を学ぶのかというお話で、
「日本は3D教育後進国であり、社会全体で深刻な3D技術者不足を抱えている。教育者も常に不足しており3Dを学ぶ機会もほとんどないのが現状。3D技術を学ぶだけで解決できる問題が多く存在している。」
という背景を聞いて、3D技術を中学生という若さで学ぶことの大切さを感じました👓
また、研究生が1人ずつ名前と意気込みを話しました。中学生ながら、自分の研究したいことややってみたいことが明確にあり、興味を持った理由などとともに分かりやすく話している姿が印象的でした🎤
さいたま市の中学1年生、井上蒼空さんは、サメが好きということで、3Dで自分だけの水族館を作りたいと話していました✨
入学式に続き、第1回の授業が行われました。
3D基礎については3D主任講師の吉本大輝先生、海洋基礎については海洋講師の村瀬敦宣先生から授業が行われました。
3Dについては知らないことが多く大変勉強になるとともにわくわくするお話がたくさんありました。
また、海洋基礎については海洋だけでなく論文の書き方の基礎についても講義があり、これから研究を始める中学生たちにぴったりの授業でした。
休憩時間には、研究生の中学生たちが3Dの模型に大変興味深々で集まっていました。
授業後に、吉本先生と日本財団海洋事業部海洋環境チーム・矢ヶ﨑一浩様と村瀬先生、さいたま市の研究生・井上蒼空さんにお話しを聞きました。
今日の模様は、8月6日(火)テレビ埼玉「情報番組マチコミ」で放送予定です!
研究生のみなさんの8ヶ月後が楽しみです✨