首都圏は2度目の緊急事態宣言発令中…
今こそ、海に思いをはせてみませんか?
海無し埼玉県から、未来の海のために、何ができるのか考えるきっかけを作ります!
夏から秋にかけて行われたイベントを振り返ってみましょう~!
今回は、海と日本プロジェクトin埼玉県が主催のオリジナルイベント!
今年は2班にわけて行われた「海と川・SAITAMA調査団」の様子をお伝えします。
まずは9月21日、最初のチームの様子です。
毎年夏に海と日本プロジェクトin埼玉県が主催するオリジナルイベント、
今年のタイトルは「海と川・SAITAMA使節団」♪
埼玉県と海のつながりや、海に対する正しい知識について学んでもらおうと企画しました♪
9月21日は、小学5~6年生8人が参加してくれました。
テレ玉を出発して向かったのは、長瀞町にある「埼玉県立自然の博物館」です。
最初のVTRでみんなを迎えたのは…テレ玉くん?!
みんなより一足先に長瀞に着いて、川と海のカンケイについて考えていたようです。
「川はどこまでつながっているんだろう~?!
みんな、教えて~!!」
テレ玉くんからのお願いを受けて、参加者たちもやる気満々です!
まずは川に住んでいる生き物について学習します。
埼玉県は県土に占める河川の流域面積の割合が全国でもトップクラスなんですよ。
講師は自然の博物館の半田宏伸先生。
とってもわかりやすく川の中の生き物について教えてくれました。
どうやら川には多くの生き物が住んでいるようす…?!
実際に川に出て、生き物調査をすることになりました!
自然の博物館のすぐそばを流れるのは、荒川。
参加者全員で外へ繰り出し、生き物調査を始めます。
川の水は澄んでいて、ひんやり冷たい!
そんなことも構わず、みんな果敢に水の中へ入ります。
果たして生き物は見つけられるのかな?
川の浅瀬で生き物を探す参加者たち………水の中をじ~~っと見てみてもわからない…
岩の下や、石の隙間は?
おや、何かいたようです。参加者同士で協力したり、先生たちの力を借りて、つかまえてみます。
もう、洋服が濡れても関係なし!
カワゲラという昆虫やドジョウなど、水生昆虫から魚まで、いろいろな生き物がたくさんいました!
川がきれいな証拠ですよね♪
普段はあまり生き物に触れることがない子どもたちは、すごく楽しそうでしたよ~
川での生き物調査を終えた一行は、自然の博物館に戻ってひとやすみ。
ここからは、埼玉県環境科学国際センターから来てくれた水環境の専門家・田中仁志先生と木持ゆずる先生、
そして埼玉県水環境課の田村和大先生が「未来の川と海について」をテーマに講義をしてくれました!
まずは…長瀞町は山奥ですが、なんと!このあたり一帯は、古代は海だったって!
博物館の中には、近くで発掘されたとという、海だった時の生き物の化石も出てきているんだそうです。
本当に~?!そんな気持ちから始まりました!
次に、川で汲んできた水はどんな水質なんだろう?パックテストによる簡易水質調査で水のきれいさを調べます。
チューブに水を入れると、中に入っている試薬と反応し、ピンクや紫、黄緑色などに色が変化します。
プチ実験に、参加者たちは興味深々の様子。
検査の結果…荒川の水は、見た目通りとってもきれいだということがわかりました!
また、水のきれいさによって、生息している生き物も違うとのこと!
自分たちの近所の川には、どんな生き物が生きているのかな?気になってきましたね!
先生がいうには、さっき調査をしてきた荒川は、ずっとず~~~っと先の、東京湾の海につながっているそう。
さっきまで入っていた荒川の水はとってもきれいだったけど、
途中でゴミなどを捨てられてしまうとどんどん汚れてしまっていって、、、
海まで汚れてしまうんだって!
みんなの頭の中で、川と海がつながった様子!
そして旅の最後は、長瀞名物!
ライン下りで、川の水の流れを体験してもらいます!
流れる水や、中を泳ぐお魚の気持ちになってどうぞ♪
蛇行しながら川を下る楽しさはもちろん、長瀞の自然が作り上げた景観も素晴らしいですよ~!
川から「長瀞の岩畳」も見ることができて、地球の歴史も垣間見ることができました。
船頭さんも、とってもわかりやすく解説をしてくれて、大人も子どもも興味津々。
これで21日のプログラムは終了です!
イベント名 | オリジナルイベント「海と川・SAITAMA調査団」9/21 |