回転ずしチェーンの「くら寿司」が三郷市の小学校で出前授業を行い、児童たちは水産業や食品ロスなどの問題について学びました。
出前授業は、SDGsへの関心を高める教育の一環として「くら寿司」が全国で企画していて、2月27日は埼玉県の三郷市立丹後小学校で行われ、5年生児童57人が参加しました。
授業では、気候変動などの影響で魚が取れる量や漁師が減っているため、将来、寿司のネタがなくなってしまうかもしれないと説明されました。
その上で、くら寿司が通常はあまり食べられない魚も漁師から買い取り、工夫して商品化するなど、食品ロス削減につなげていることを紹介しました。
さらに、この日は体育館に回転ずしのレーンが登場。
「いかに食品ロスを減らしながらネタを提供できるか」を競うゲームが行われました。
作り手の児童は事前に知らされた寿司の人気ランキングをもとに、どのネタを作るかを考えます。 一方、利用客の児童は手元のカードを引き、注文するネタをランダムで決めます。
カードはランキングが上位のものほど多く、作り手は廃棄する量を減らすため、戦略的にネタを選んでレーンに流します。児童たちは限りある資源を無駄なく使うことの大切さを、楽しみながら学んでいました。
イベント名 | くら寿司が出前授業 児童が水産業や食品ロス学ぶ🐟 |