レポート
2020.10.28

埼玉版SDGs実現に向けシンポジウム/さいたま市

国連が掲げる「持続可能な開発目標」(=SDGsの視点)を取り入れ、誰一人取り残されない社会を目指す、

「埼玉版SDGs」の実現に向け、県は官民連携の場を設けています。

23日、さいたま市内で1回目のシンポジウムが開かれました。

「埼玉版SDGs」

「埼玉版SDGs」は、「貧困をなくす」など2030年までの達成に向けて

取り組むべき17の国際目標を県の施策と結びつけて達成を目指すもので、

実現は大野知事の公約の一つです。

「埼玉版SDGs」を推し進めるため

県が9月に設立した「SDGs官民連携プラットフォーム」には

287の企業・団体が入会しています。

 

23日のシンポジウムには600人が参加し、

深谷市出身の実業家渋沢栄一のひ孫の子=玄孫でSDGsに関連した著書がある渋澤健さんが講演しました。

渋沢栄一は著書「論語と算盤」で

「一人が大富豪になっても、社会の多数が貧困に陥るようであれば

その幸福は継続されない」と説いています。

渋澤さんは

「渋沢栄一の世の中を俯瞰したような思想はSDGsにつながると考えている。

このプラットフォームも俯瞰することで見える

新たな視点で気づきを得ることが必要」とエールを送りました。

イベント詳細

イベント名埼玉版SDGs実現に向けシンポジウム/さいたま市

レポーター紹介

海と日本プロジェクトin埼玉県実行委員会事務局

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